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テン・リトル・インディアンズ(Ten Little Indians)は、英語圏で広く親しまれている民謡。マザー・グースのひとつとして知られる。 == 概要 == 題名は10人のインディアンの子供という意味で、日本では「10人のインディアン」という曲名で知られている。フォークダンスの曲としても用いられる。 1868年にアメリカの作曲家セプティマス・ウィナー(Septimus Winner)により、"Ten Little Injuns"というタイトルでミンストレル・ショー向けに作詞・作曲された。 翌1869年にはイギリスの作詞家フランク・J・グリーンによって翻案され、"Ten Little Nigger Boys"として有名となったが、Niggerという差別的な単語〔Niggerはアメリカにおける黒人に対する蔑称であり、当時のヨーロッパでは特に差別的なニュアンスを含む単語ではなかった。〕を含むため、1940年代以降は"Ten Little Indians(あるいはSoldier Boys)"と改められるようになった。 また、10人の少年たちが事故などで順にいなくなり、残された最後の一人も自殺する〔"Ten Little Nigger Boys"の歌詞。アメリカ版の"Ten Little Injuns"では生き残って結婚する。〕という残酷で冷笑的な歌詞であったことから、現在は大きく改変・簡略化されたバージョンのみが童謡として伝えられ、原曲が公の場で歌われることはほとんどない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テン・リトル・インディアンズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ten Little Indians 」があります。 スポンサード リンク
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