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十勝スピードウェイ(とかちスピードウェイ、Tokachi Speedway)は、北海道河西郡更別村に所在するサーキット。 1993年5月5日、北海道初の国際公認サーキットとして十勝インターナショナルスピードウェイ(Tokachi International Speedway)の名称でオープンした。2009年(平成21年)8月31日、MSF株式会社が経営を引き継ぎ、2010年(平成22年)4月にシーズン運営を再開、サーキットの名称を現在のものに改称した。 コース設計は、1980年代にホンダF1総監督を務めた桜井淑敏の監修によるものである。 == 概要 == オープン当初は、オープンイベントの他、N1耐久レース(現・スーパー耐久)や、十勝最初で最後のグループAレースとなった「TOKACHI GROUP-A TOURING CAR 300kmRACE」等が開催された。JTCCや全日本F3000・フォーミュラ・ニッポンなども開催された。2004年(平成16年)には、初めて全日本GT選手権のシリーズ戦も開催された(なお、SUPER GTに改称して以降は現在のところ道内での開催はない)。 現在は「北海道ジムカーナ選手権」シリーズの1戦をジュニアコースを使用して開催、春・秋には日本自動車連盟(JAF)公認のサーキットトライアルを開催している。オリジナルルールで運営開催されている「SUN耐」「軽耐」、同日開催で気軽に参加できるスプリントレースが5月・8月・11月に行われるなど、北海道内のドライバー向けに各種イベントを開催している。モータースポーツ以外では、毎年8月に行われる「全日本ママチャリ12時間耐久レース」が名物となっている。かつては国内唯一の24時間耐久レース「十勝24時間レース」(スーパー耐久シリーズの一戦として開催)も行われていたが、2008年を最後に開催されていない。 帯広地方は北海道では比較的積雪の少ない方ではあるが、それでも冬季は積雪・路面の凍結等で通常のレース開催は困難となるため、冬季はスタッドレスタイヤ・スパイクタイヤ装着車による氷上走行会が行われるほか、スノーモービルやATVによるレースが開催されている。 また2007年(平成19年)まで十勝地方を舞台に行われた、世界ラリー選手権(WRC)の一戦「ラリージャパン」に対しても、オフィシャルの派遣など様々な協力を行っていた。 開業当初からサーキットをPRするイメージガールが存在しており(当初は毎年3 - 4名、後に2 - 3名)、過去には三苫千景(2005年A-classメンバー)や森戸みほ(元ワンエイトプロモーション所属)といった後にレースクイーンになったタレントを輩出していたが、2010年(平成22年)以降はイメージガールを置いていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「十勝スピードウェイ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tokachi International Speedway 」があります。 スポンサード リンク
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