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十勝川温泉[とかちがわおんせん]
十勝川温泉(とかちがわおんせん)は、北海道河東郡音更町にある温泉。 == 泉質 == 泉質はナトリウム塩化物(塩化物泉)・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)〔。 数百万年前の十勝平野は大きな内湾で、周辺には湿原が存在し泥炭が堆積していた〔。その泥炭が変化したものが亜炭で、平野の地下深くの亜炭を含む地層から湧き出ているのがモール温泉となっており、植物性の有機物を多く含んでいるのが特徴である〔。帯広市街などの平野中心部では地下1,000mより深い所から湧き出る泉温が50℃前後であるのに対して、十勝川温泉では地下深部に高温部が存在することにより地下500m - 700mで泉温が55℃ - 60℃と比較的高温になっている〔。なお、「モール」とは英語・ドイツ語で「湿原(泥炭地)」の意味で、モール温泉は泥炭(亜炭)などに由来する腐植物(フミン質)を含むアルカリ性の温泉のことで、ヨーロッパで肌に腐植物を含む泥炭泥を直接体に塗る美容法の「モール浴」に似た効果が期待されることに由来している〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「十勝川温泉」の詳細全文を読む
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