翻訳と辞書 |
十字軍のロンバルディア人 : ウィキペディア日本語版 | 十字軍のロンバルディア人[じゅうじぐんのろんばるでぃあじん]
『十字軍のロンバルディア人』(''I Lombardi alla prima crociata'')は、ジュゼッペ・ヴェルディが作曲した4作目のオペラ。全4幕。『イ・ロンバルディア』、『第一回十字軍のロンバルディア人』とも呼ばれている。 == 概要 == バルトロメオ・メレッリの委嘱により作曲され、台本はトマッソ・グロッシの叙事詩『第一回十字軍のロンバルディア人』を基に、テミストークレ・ソレーラが脚色して完成させた。 1847年11月26日、ロワイエとヴァエーズがフランス語に訳して『エルサレム』に改訂し、オペラ座で上演されたものの、バッシがイタリア語に翻訳した『ジェルサレムメ』がスカラ座で1850年12月に披露された。これは後に舞台をフランスに変えてトゥールーズとパレスチナとされた。1851年1月にコンスタンティノープルでトンディが改作した『ジゼルダ』が上演された。 完成直後にミラノの枢機卿がオーストリアの司政官に訴えたため、司政官が警視総監にメレッリ、ソレーラ、ヴェルディの調査を命令し、彼らに出頭を要求したが、ヴェルディは「上演が無理なら作品を破るしかない」と言ったため、ミラノ市民の多くがヴェルディを支持した。警視総監の計らいにより、第1幕の「アヴェ・マリア」を「サルヴェ・マリア」に変更するのみで初演が許された。初演は1843年2月11日、スカラ座にて行われた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「十字軍のロンバルディア人」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|