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千々松 幸子(ちぢまつ さちこ、1937年11月30日 - )は、日本の女性声優。福岡県出身。81プロデュース所属。東京アナウンスアカデミー卒。 代表作に『魔法使いサリー(1966年版)』(カブ役)、『ひみつのアッコちゃん(1969年版)』(少将役)、『ど根性ガエル』(ピョン吉役)、『超電磁ロボ コン・バトラーV』(北小介役)、『サイボーグ009(1979年版)』(001イワン・ウイスキー役)、『ドラえもん(テレビ朝日版)』(のび太のママ(野比玉子)役)、 など。 == 人物・経歴 == * かつては青二プロダクションに所属していたが、富山敬、富田耕生、緒方賢一らと共にぷろだくしょんバオバブの設立に深く関わった。バオバブ、アーツビジョンを経て、現在は81プロデュースに所属。 * 東映魔女っ子シリーズの第1作『魔法使いサリー』から第7作『魔女っ子メグちゃん』全てにおいて主要キャラを務めた唯一の声優でもある。 * 代表作のうち、『ドラえもん』(テレビ朝日版)の野比玉子役は26年間担当したため、「のび太のママの声の人」と言われれば広い世代に通じるほどの代表作となっている。声優陣一新に伴い2005年3月に降板した(後任は三石琴乃)。降板直前、『笑っていいとも!』の1コーナー「あなたの(知ってるようで)知らない世界」に出演し、コーナー司会の中居正広からは「のび太ママ」と呼ばれた。 * 『ど根性ガエル』のピョン吉役を演じる時、それまで洋画の吹き替えなどでお淑やかであったり麗らかであったりする女性の声を多数担当していた千々松は、当初「こんな乱暴なセリフは言えない」と泣いてしまったことがある。なお、ピョン吉役は現在でも同作品キャラを使ったCM(大鵬薬品関係など)で演じる機会も多い。 * 家族は夫と子供2人。『タイガーマスク』出演中に上の子が誕生。妊娠中は共演者から「お腹の子がしゃべっているの?」とからかわれ、出産後は声質が変わってしまったため、以前の声質に戻すのに苦労したという〔『ロマンアルバム・5 タイガーマスク』 徳間書店、1978年、80頁。〕。また、下の子(長女)は1979年生まれであり、ちょうど生まれた直後に『ドラえもん』のアニメがスタートしたため、母親役への思い入れが相当あるという。 * コスモス短歌会に所属し、2002年に『宇宙霧』という歌集を出版している。『ドラえもん』を降板する直前に放映されたエピソード(「ドラえもんに休日を!?」、2005年3月18日)には、野比玉子がこの歌集を読んでいる場面がある。 * 2016年、第10回声優アワードで功労賞を受賞。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千々松幸子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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