|
千代田区立図書館(ちよだくりつとしょかん)は、東京都千代田区にある公共図書館。 千代田区立千代田図書館、四番町図書館、日比谷図書文化館の3館と、昌平まちかど図書館、神田まちかど図書館の2分館で構成される。全館の蔵書数は531,593点(うち図書資料506,338冊)で、年間貸出数は942,604点(うち図書資料821,464冊)である(2014年度統計)。2009年(平成21年)7月に東京都立図書館から日比谷図書館の移譲を受け、2011年(平成23年)11月に施設改修を経てリニューアルオープンさせた。千代田図書館・四番町図書館ほかと日比谷図書文化館とでは運営形態が異なっており、千代田図書館ほか3館はヴィアックス・SPSグループが、日比谷図書文化館は日比谷ルネッサンスグループが、それぞれ指定管理者として管理を行っている。 千代田区立図書館では、千代田区の地域性に基づく運営のコンセプトとして、「千代田ゲートウェイ」「ビジネスを発想するセカンドオフィス」「区民の書斎」「クリエイトする書庫」「ファミリーフィールド」の5点を掲げている。 == 歴史 == 千代田区立図書館としての沿革は1947年(昭和27年)、地方自治法施行により千代田区が設置された際、区内の都立駿河台図書館を千代田区に管理移譲されたことに始まる。1950年(昭和25年)には千代田区立駿河台図書館に改称され、これは千代田区立千代田図書館の前身である。この駿河台図書館の起源は、大日本教育会附属書籍館として1887年(明治20年)に開設されたものであり、東京市への移譲を経て神田簡易図書館、一橋図書館、駿河台図書館へと変遷を重ねてきた(後述)。一方で日比谷図書文化館は、1908年(明治41年)に開設された東京市立日比谷図書館を前身とする。したがって千代田区立図書館は、起源の異なる2つの図書館を源流としてもつことになる。 1955年(昭和30年)に千代田区立駿河台図書館は千代田区立千代田図書館と改称し、区の総合庁舎内に移転。1986年(昭和61年)に四番町図書館が開館、平成に入って、1996年(平成8年)に昌平まちかど図書館が、1998年(平成10年)に神田まちかど図書館がそれぞれ開館した。日比谷図書文化館は、東京都立図書館の再編の方針に基づいて2009年(平成21年)に千代田区に移管され、施設改修を経て2011年(平成23年)に再オープンし、これにともない千代田区立図書館は現行の3館、2分館による構成となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千代田区立図書館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|