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千原英喜[ちはらひでき]
千原 英喜(ちはらひでき、1957年11月15日 - )は、日本の作曲家。福井県武生市出身。 == 略歴と作風 == 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学大学院修士課程修了。間宮芳生、小林秀雄に師事した。日本音楽コンクール第2位、トリエステ市賞、グィード・ダレッツォ国際合唱コンコルソ入賞など、国内外における受賞歴を持つ。1990年代末から合唱作品で注目されはじめ、NHK全国学校音楽コンクール課題曲作曲家にも選ばれている。 日本の伝統音楽や古典に取材し、それを西洋の音楽(特にキリスト教の聖歌)と結びつけることが特徴の一つである。たとえば、最も古い合唱作品である「志都歌」は、『古事記』をテキストにして、日本の雅楽や催馬楽などと西洋のルネサンス音楽を結びつけたものである。師の間宮芳生譲りの土俗性を浄化させた作風は器楽作品でも顕著であり、ヴィオラとピアノの為の「祭文」のようにエンターティナーとしての一面も見せるなど範囲の広い創作を展開している。 2007年より大阪コレギウム・ムジクムがCD『千原英喜全集』を録音・販売しているほか、黒川和伸による歌曲などを集めた個展や、男声合唱団音空による個展(2016年4月開催〔http://onkuu.tumblr.com/concert〕)がこれまでに行なわれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千原英喜」の詳細全文を読む
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