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千国街道 : ウィキペディア日本語版
千国街道[ちくにかいどう]
千国街道(ちくにかいどう)は、長野県松本市から新潟県糸魚川市に至る日本の街道。街道名は、街道の宿場の一つである千国(現小谷村)から採られたもの。街道の両端の地名を冠した糸魚川街道(いといがわかいどう)、松本街道(まつもとかいどう)の別名を持つ。現代の国道147号(松本市-大町市)及び接続する国道148号(大町市-糸魚川市)、大糸線松本駅-糸魚川駅)と概ね並行するが、姫川の急峻な渓谷を回避するために、長野-新潟県境付近などでは谷沿いから離れ山岳に移行する区間も存在する。
== 歴史 ==
信濃国から越後国を結ぶ塩の道として、古代から利用・整備されてきた。特に戦国時代の「敵に塩を送る」の故事となる塩の輸送路として重要視された。江戸時代の松本藩でも、北塩(糸魚川側の塩)の流通のみを認めたことから、荷役牛・馬(積雪期は歩荷のみ)による運搬を容易にするため、街道の線形の見直しや整備が続けられてきた。街道は、定期的な大名行列の通過がないため本陣こそ存在しないが、現在の小谷村側に千国番所が、糸魚川市側に山口関所などの機関が設置された。1888年信越本線直江津駅から長野駅まで延伸、1902年に長野駅側から篠ノ井線松本駅まで開業し、物資輸送に多くの役割を担っていた街道は急速に廃れたが、20世紀後半になると各所でトレッキングコースとしての利用や文化的な価値が見直され、脚光を浴びるようになった。
''江戸時代の宿場町は、塩の道 (日本)#千国街道を参照のこと。''

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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