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千島海溝(ちしまかいこう)とは太平洋北西部、カムチャツカ半島南部に発し、千島列島南岸に沿って北海道南東部に至る海溝。千島・カムチャツカ海溝とも呼称される〔ナショナルアトラス(7自然)国土地理院 〕。 その延長はさらに南の日本海溝に連なる〔。水深は大部分が7,000m以上で、最も深い所は海面下9,550mになる。北端はベーリング島南西沖付近で、ここで東に連なるアリューシャン海溝と接している。 太平洋プレートが北アメリカプレート(オホーツクプレート)の下に沈み込むことで形成されている〔。 == 千島海溝における地震 == 千島海溝を形成するプレート沈み込み帯やその周辺では、周期的にマグニチュード8クラスのプレート間地震やアウターライズ地震、スラブ内地震が発生する。 19世紀以降のおもな地震として以下のものが挙げられる〔 歴史地震研究会 歴史地震 第27号(2012)〕。 * プレート間巨大地震 * 十勝沖地震 1843年、1915年、1952年、2003年ほか * 根室半島沖地震 1894年、1973年、2004年 * 択捉島沖地震 1918年、1958年、1963年 * 1918年ウルップ島沖 - M 8.0 (9月7日) * 1952年カムチャツカ地震 - M 9.0 * 2006年千島列島沖地震 - Mw 8.3 * スラブ内地震 * 1915年 千島列島沖地震(シムシル島沖) - M 8.0 * 1993釧路沖地震 - Mj 7.5 * 1994年北海道東方沖地震 - Mj 8.2 * 2000年根室半島沖地震 * アウターライズ地震 * 1918年ウルップ島沖 - M 7.7 (11月8日) * 2007年千島列島沖地震 - Mw 8.1 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千島海溝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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