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洗足軒[せんぞくけん] 洗足軒(せんぞくけん)は、かつて東京都大田区南千束の洗足池近くにあった、勝海舟の別邸である。本項では隣接する清明文庫(現:鳳凰閣)についても言及する。 == 洗足軒 ==
幕末、鳥羽・伏見の戦いで敗れた江戸幕府側は官軍の西郷隆盛と交渉するために、勝海舟を代表にして勝を官軍が本部を置いていた池上本門寺(大田区)へ出向かせた〔社団法人 洗足風致協会掲示板〕。結果として、江戸の町は戦禍に飲み込まれることなく、無事江戸城は引き渡されることになった(江戸開城)〔。 その交渉の際、勝海舟は本門寺へ行く途中、通りかかった洗足池の景色にひかれた。そののち、農学者・津田仙の仲介で当地に土地を求め、1891年に別邸を建てた。これが洗足軒である〔。茅葺風の民家であったが、戦後焼失してしまい、現在跡地は大田区立大森第六中学校になっている〔。 1899年に勝海舟は死去した。生前より、勝海舟は当地に葬られることを希望し、現在では洗足池湖畔に墓がある(大田区指定史跡)〔大田区公式ページ 勝海舟夫妻の墓 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「洗足軒」の詳細全文を読む
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