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千熊長彦 : ウィキペディア日本語版
千熊長彦
千熊長彦(ちくまながひこ、生没年不詳)は、『日本書紀』に伝わる古代日本人物
神功皇后(第14代仲哀天皇皇后)の時に対百済新羅外交にあたったとされる人物である。『古事記』に記載はない。
== 系譜 ==
日本書紀神功皇后47年4月条の分注では、千熊長彦はの名がわからない人物であるとしたうえで、一説に武蔵国の人物で額田部槻本首(つきもとのおびと)らの祖という、とする〔。
また同じ分注では、『百済記』(百済三書の1つ)に見える「職麻那那加比跪(ちくまななかひこ)」と同一人物か、とも記されている〔。これに関しては、日本側・百済側の両方に同種資料があったとする説がある一方、書紀編纂者が『百済記』によって「チクマナナカヒコ」という人物の存在を知り、これに日本風の文字をあてて主文を創出したとする説がある(後者が有力か)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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