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千畑古墳[ちばたけこふん] 千畑古墳(ちばたけこふん)は、宮崎県西都市を流れる一ツ瀬川の左岸、茶臼原(ちゃうすばる)台地の南側傾斜面に位置する古墳である。対岸には一ツ瀬川を挟んで西都原古墳群のある西都原台地がある。 == 概要 == 墳丘測量が行われていないため、詳しいことは不明だが、自然の地形を前方後円墳形に整形したものと考えられている(墳丘上は竹が生い茂っており、墳丘測量を行うには厳しいものがあるのも事実である)。内部主体は横穴式石室で、南側に開口している。切石を横積みし、天井には巨大な板石を使用した横穴式石室は県下最大のものであり、全長9.2メートル、玄室の幅2.7メートル、高さ2.8メートル、羨道の長さ1.7メートル、高さ1.5メートル。西都原古墳群内の鬼の窟古墳と同様、横穴式石室を有する点や、構造的に羨道天井部に石一つあってもおかしくない程度の隙間があるといった共通点があることから両者の関係が注目される。また西都市内に横穴式石室墳は本古墳と鬼の窟古墳、常心塚古墳の3基しかない。巨石を使用した横穴式石室墳として学術的にも価値が高いことから、1934年(昭和9年)5月1日に国の史跡に指定された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千畑古墳」の詳細全文を読む
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