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千種有維[ちぐさ ありこれ] 千種 有維(ちぐさ ありこれ、寛永15年9月22日(1638年10月29日) - 元禄5年11月29日(1693年1月5日))は、江戸時代前期の公卿。おもに後光明天皇(110代)から東山天皇(113代)の3代にわたって朝廷に仕え、官位は従二位権大納言まで昇った。父は千種有能。母は久我通前の娘。弟に分家植松家を起こした植松雅永がいる。 寛永18年(1641年)に叙爵。以降累進して、寛文6年(1666年)従三位となり公卿に列する。貞享元年(1684年)に武家伝奏役に就任し、朝幕間の取り次ぎにあたった。貞享2年(1685年)に従二位。元禄4年(1691年)に羽林家の最高官職権大納言となる。 千種家は岩倉家の分家であるため、子のない岩倉具詮に養子として唯一の実子乗具を出した。その乗具の子の一人有敬を千種家の養子に迎えて後を継がせている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千種有維」の詳細全文を読む
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