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千葉国造[ちはのくにみやつこ] 千葉国造(ちはのくにみやつこ・ちはこくぞう)は、律令制確立以前に置かれていた国造。知波国造とも表記される。令制国の下総国中南部、現在の千葉県千葉市付近を支配したものと考えられている。 == 解説 == 『先代旧事本紀』「国造本紀」に記載はないが、後の『日本後紀』延暦24年(805年)10月8日条には、千葉国造大私部直善人に外従五位下を授けるとあり、翌大同元年(806年)1月28日条では下総国大掾に任じられていることから、それ以前に千葉国造が存在した可能性が高いと考えられている。『日本後紀』の他には千葉国造の名は見られず、建置年代と支配区域は不明である。 千葉の名の由来としては、「多くの葉が繁茂する」の意で、たくさんの草木が生い茂る原野だったからとも、土地の繁栄を願ったからとも説かれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千葉国造」の詳細全文を読む
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