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千葉県立東葛飾中学校・高等学校(ちばけんりつひがしかつしかちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、千葉県柏市旭町三丁目に所在する県立・中学校・高等学校。併設型中高一貫校。通称は「東葛」(とうかつ)。 == 概観 == JR常磐線・東武柏駅から徒歩10分、国道6号沿いに位置する。茨城県・埼玉県の県境に近い為、隣接県特例により茨城県や埼玉県からの入学が可能。県立千葉・県立船橋と共に「千葉県公立御三家」と呼ばれる。 2007年度(平成19年度)には千葉県進学指導重点校に指定され、大学との連携講座や教師陣による講演を行う「東葛リベラルアーツ講座」の実施や「進路の日」設置など、様々な発展的活動を展開している。この学校の特色は、生徒からの要求書により中間試験を行わず、学期間を通じて考査を期末試験(一斉テストという)しか行わないことであったが、2009年度(平成21年度)に2学期制への移行により前期・後期それぞれ中間テストと期末テストを1回ずつ、計4回の定期テストが実施されている。 校則よりも生徒が作り上げた自主規約である「自治要綱」の方が多く、生徒手帳に全文が記載されている。この自治要綱は2007年度に生徒総会での長い審議の末に大幅改正する事が決定し、2008年度から施行となる。校是は「自主自律」。 学校行事は実施形態の決定や器具の準備なども含め、一から生徒主体で作り上げている。特に三大祭と呼ばれるスポーツ祭、合唱祭、文化祭ではそれぞれの行事委員会のもとで入念な準備がなされている。また行事を実施して終わり、ではなく反省点や次年度への課題などをまとめた「総括」の提出が求められ、それらをもとにより良い行事の開催を作れるよう努めている。 また、討論会には特に力をいれており、生徒会拘束をかけてまで話し合うことがある。 生徒会拘束とは明確な規定ではないが、これのかけられた時間内に下校すると早退扱いとなる。そのため放課後にある生徒会拘束つきの討論や選挙時の演説会に対しては、予備校や塾に通う生徒から時折批判が寄せられる。 1970年代の学生運動の影響を受けそれ以後、服装については「学習の場にふさわしい服装」を定めているのみの、千葉県内唯一の私服校である。卒業式では、3年間の学校生活を服装で表せるよう卒業生に正装の義務付けをしておらず、多種多様な服装で出席する姿が見受けられる。 校歌のほかに「緑葉歌」が歌い継がれており、生徒にも親しまれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千葉県立東葛飾中学校・高等学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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