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千鳥 かなめ(ちどり かなめ)は著者:賀東招二、イラスト:四季童子のライトノベル『フルメタル・パニック!』およびそれを原作とする漫画、アニメに登場する架空の人物であり、同作品のヒロインである。 声優は、アニメ版では雪乃(雪野)五月、CDドラマ版では氷上恭子が担当した。 == 人物 == ; プロフィール : 物語開始時は都立陣代高校に通う高校2年生。生年月日は、1981年12月24日。同作の主人公相良宗介の観察と地の文によると、身長165cm・体重49kg(アニメ版のミスリルによる報告書では、身長166cm・体重50kg・B88cm・W59cm・H87cm)アメリカからの帰国子女であるため英語も話せる。 : 陣代高校生徒会では副会長、同2年4組では学級委員を任されていた。ルックス、スタイル共に良く、成績も平均より良い(作中、ウィスパードとしての力が目覚めたため、理数系科目の成績が急上昇した) ; 呼び名 : ミスリルが彼女に付けたコード名は、"エンジェル"。アマルガムが付けたコードネームは、"ヨブ"である。 : 陣代高校生徒会では抜群のルックスに反して、歯に衣着せぬ物言いとその過激な性格が災いし、恋人にしたくないアイドル・ベスト・ワンの称号を持つ。 : 名前の「かなめ」が表すとおり、本作における「要」であり、「キーストーン」となる存在である。 ; 性格・言動 : 活発で行動的な性格。ハリセン等で、サディストかと危ぶまれる程過激なツッコミをこなす。アメリカからの帰国子女であるため、思ったことをはっきりと口にするストレートな気質を持つ。本編序盤ではやや危機意識に欠け、不用心な行動をしてしまうこともある。中盤まではトラブル遭遇時においても決して諦めないという芯の強さ、切り替えの速さをみせていたものの、ウィスパード能力の覚醒と共に知能が上昇し、現実的な判断で諦める事が多くなっていった。恋愛事情に関しては通常の高校生と同じように臆病な面も見せるが、本人曰く、それが元でいつも後悔している。また思い込みが激しい所もある。 : 何か都合が悪いことがあったり、ごまかしたいことがあったりすると「う、うはははは…」と、わざとらしく乾いた笑い声を上げるのが癖。 : たまにではあるが、平和な日本社会での生活に馴染めない宗介の面倒を見る事もある。 : 自分が悪い事は悪いと認識する事はあっても、なかなか素直に謝る事ができない。 ; 趣味・嗜好 : オハイオ屋のトライデント焼きが好物で、ドクターペッパーを愛飲する。一部でカルト的な人気を得ている時代劇ドラマ「蜘蛛同心」など、マニアックな特撮時代劇を見るのが趣味。幽霊が苦手。巨人とジェームス・ブラウンのファン。 ; 家族 : 父親(シュンヤ・漢字不明)は国連の高等環境弁務官であり、妹のあやめと共にニューヨークに住んでいる。妹のあやめとは、電話で仲良さそうに会話している。母親(シズ・漢字不明)は癌で死去している。父が多忙のために母の最期を見取るのに間に合わなかった一件から、父との関係は悪化している。 : 母方の祖父として、小村修二郎が存命である。彼は第二次世界大戦中、第302哨戒中隊に所属しており、階級は中尉だった。ただし、かなめの両親は駆け落ち同然で結婚したらしく、小村家と千鳥家はほとんど絶縁状態になっていたが、宗介の活躍により孫との再会を果たした。修二郎の気質はかなめと良く似ており、宗介は彼に初めて会ったとき、彼女を連想している。 ; 短編におけるツッコミ : 短編ではハリセンを常備しており、宗介がいき過ぎた行動や非常識な行動をとった際などのツッコミに用いている。ただし、作中でそのハリセンをどこにしまっているのかは語られていない(アニメ第1期8話と第2期1話において、一度通学カバンの隙間からハリセンを抜き出す描写がある)。これについては宗介も一度質問したことがあったが、「やかましい!」の一言で封じられている。宗介は彼女がハリセンを出す度に「また見逃した」と言う。 : フルスイングで行使されるハリセン以外にも、様々な身の回りのモノをその豪腕で振り回す、マニアックなプロレス技などを駆使するなどして宗介にツッコミを入れている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千鳥かなめ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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