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加算器[かさんき] 加算器(かさんき、Adder)とは、加算を行う演算装置である。この記事ではデジタル回路によるものについて説明する。アナログ回路による加算回路の一例はオペアンプ#加算回路(電圧によるもの。他に電流の加算もある)を参照。 ==半加算器==
半加算器(はんかさんき、Half adder)は、2進数の同じ桁どうしの演算をして(通常は最下位の桁)、桁上がりは桁上げ出力(Carry out)によって出力する。ANDゲート、ORゲート、NOTゲートの組み合わせで作ると図のようになる。 入力A、入力B、出力(S、Sum)、桁上げ出力(C、Carry out)の関係を示す真理値表は次の通り。 SはAとBのXORゲートによる出力に他ならない。論理の方式にもよるが、たとえば三路スイッチ(たとえば階段の上のスイッチでも下のスイッチでもオンとオフをトグル可能なスイッチに見られる方式)のような構造でXORを直接実装できる方式であれば、直接実現することができる。XORの実装方法の詳細についてはXORゲートの記事を参照のこと。ただし加算器の場合、後述する高速桁上げのためにANDとOR(ないしNOR)を生成する場合には、それらの結果を流用することもできるので、好適な設計が違うこともある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「加算器」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Adder (electronics) 」があります。
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