翻訳と辞書
Words near each other
・ 半周
・ 半四分染色体
・ 半回反復
・ 半固体
・ 半固定式装置
・ 半国
・ 半国守護
・ 半国守護制
・ 半在駅
・ 半地中植物
半坂峠
・ 半坐位
・ 半坡文字
・ 半坡遺跡
・ 半坡陶文字
・ 半埋伏
・ 半場友恵
・ 半場康好
・ 半塩水
・ 半壊


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

半坂峠 : ウィキペディア日本語版
半坂峠[はんさかとうげ]

半坂峠(はんさかとうげ)は、奈良県桜井市宇陀市との市境に位置する近畿自然歩道が通る。
現在、桜井市から宇陀市へと入るには、半坂峠より北に位置し国道166号が通る女寄峠(女寄バイパス)が幹線道となっているが、明治21年(1888年)に女寄峠が改修され荷車が通れるようになるまでは、半坂峠がよく使われていたという。半坂峠は桜井市の粟原寺(おうばらじ)跡のある粟原より、半坂峠を越え、宇陀市大宇陀の半坂に至る。半坂では小峠と呼ばれる小さな峠を越える。峠の標高は約440mだが、桜井市側は標高100メートル以下の奈良盆地なのに対して、宇陀市側の口宇陀盆地(宇陀山地)は、標高300メートル以上と高低差があるため、片峠となっている。
==女坂・男坂==
日本書紀神武天皇即位前紀戊午年九月の条に「女坂置女軍。男坂置男軍(女坂(めさか)に女軍を置き、男坂(おさか)に男軍を置く)」とあり、半坂峠はこのうちの男坂と考えられている(オサカが、ナンサカ、ハンサカと転訛したと考えられている)。そのため峠には、昭和15年(1940年、紀元2600年祭の一環として)「男坂傳稱地」の碑が建てられ、現在も当地に残る。なお、女坂は、南にある大峠(針道峠)と考えられ、峠には「女坂傳稱地」の石碑が建っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「半坂峠」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.