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半導体メモリ[はんどうたいめもり] 半導体メモリ(はんどうたいメモリ)とは、半導体素子によって構成された記憶装置(メモリー)であり、コンピュータに代表されるデジタル情報機器に使用される基本的な記憶素子である。 == 概要 == デジタル情報を扱う各種の電子装置に使用されるメモリー類を大別すると、ハードディスクドライブ (HDD) やDVD/CDのような機械動作を必要とする記憶装置の一群と、機械動作を必要としない半導体メモリを使用した記憶装置に分類できる。今日では回転運動のような機械動作を必要としないメモリは、ほぼすべてが半導体メモリである〔古くは磁気コアメモリや真空管式記憶回路、水銀遅延線のように、機械動作を必要としない半導体以外のメモリ装置も存在していたが、これらは既に実用的ではなくなっている。概要は記憶装置を参照。〕。 半導体メモリは、機械動作を必要とするHDD/BD/DVD/CDのような記憶装置に比べて、高速・高密度・低消費電力・低故障で耐振動性に優れるという特徴がある。微小なサイズではCPU内にある記憶素子はすべて半導体メモリであり、コンピュータの主記憶部分には半導体メモリが使用される。また装置と呼ばれるサイズにおいては、機械動作式の記憶装置が安価に大記憶容量が得られたり記憶媒体が交換可能であったりするために、半導体メモリは極端な大容量化は不得手であるため一部のメモリディスクを除いては、両者はコンピュータ内で住み分けを果たしてきた。21世紀以降は安価になったフラッシュメモリの広がりによって、携帯情報機器等での機構部品を必要とする記憶装置の使用領域まで代替し始めている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「半導体メモリ」の詳細全文を読む
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