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半月板損傷(はんげつばんそんしょう、、)は、膝関節の左右にある内側半月(板)、外側半月(板)がスポーツ外傷、変性などにより損傷、断裂した状態の一般的な総称で、半月障害ともいう。 == 概要 == 形態の差により、正常型と円板型 discoid meniscus に分けられ、それぞれ病態が異なる。 正常型は成人若年男性に多く発生し、スポーツ、交通事故、労働災害などの外傷が原因となる。発生部位は外側半月に多いのが特徴とされてきたが、近年はスポーツ損傷の増加で内側半月の方が頻度が高くなった。中でも後節部の断裂が多く見られる。自覚症状としては疼痛、腫脹、歩行障害、膝折れ現象 giving way などが見られ、他覚的には可動制限、筋萎縮、嵌頓、水腫、圧痛などが現れる。 円板型は幼時から見られることがある。正常型のものに比べて若い世代に発症し、女性にやや多い。先天性形態異常とされ、徐々に変性を起こし、弾発膝(ばね膝)、嵌頓などが認められるようになる。外側半月罹患が圧倒的に多い。 治療に際しては、外傷性の急性期のもので関節包剥離である場合には保存的に治癒するが、実質内のものは手術的に縫合、切除を行う。近年は関節鏡視下手術が施される。 半月にはこの他、半月嚢腫 meniscal cyst、骨化症 lunula などの障害もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「半月板損傷」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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