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男塾(おとこじゅく)は宮下あきら原作の漫画『魁!!男塾』およびその続編作品『天より高く』『曉!!男塾 青年よ、大死を抱け』『極!!男塾』に登場する架空の学校。 == 学校制度 == 男塾とは、創立300年以上の歴史を持つ東京都にある全寮制の私塾(『天より高く』や『暁!!男塾』では江田島が戦後になって創立したとする説明もある)。全国の不良少年達を集めて鍛え上げ、次世代のリーダーを育てていく事を教育目標としている。 校長は塾長、教員は教官、生徒を塾生と呼び、学年に合わせて○号生と称している。 授業カリキュラムは独自色が強く、戦前の軍国主義を彷彿とさせる過激なスパルタ教育が一番の特徴であり、中にはギロチンや毒薬など生徒が死にかねない授業もある。軍歌と君が代と塾歌以外の歌を歌うことは禁止、下着はふんどし以外厳禁など厳しい規則があるが、頭髪に関しては自由なようで角刈り、リーゼント、パンチパーマ、モヒカン刈りなどの髪型の塾生が多く登場。 また、塾長によると、授業料をきちんと納めている塾生は一人もいないことや、後述の男塾名物(直進行軍など)による損害賠償も発生しかねない状況であることから、男塾の経営はいつも赤字状態とされている。しかし塾長や教官らによる強制的な授業料の取り立ては行われていない模様。その代わりに、後述の「殺シアム」や「愕怨祭」といった過激な見世物をたまに開催し、一般人から見物料を集めることがある。 塾生間では「奴隷の一号・鬼の二号・閻魔の三号」とまで言われる絶対的な封建主義の元、厳しい上下関係がある。その厳しさは三号生、二号生が何かしらの理由で一号生を殺害しても問題視されないほどである。三号生に対しては実質的に教官たちでも手を出すことができず、指示を出せるのは塾長のみである。三号生は、天動宮を拠点にして活動しており、遠征と称して日本各地で抗争を繰り広げている。 「殺シアム」を開催した際、その過激な内容について一般人から「男塾ならやりかねない」などと恐れられている一面もあるが、「愕怨祭」には多くの一般客が訪れているなど地域にはそれなりに溶け込んでいる模様。その一方で塾長は顔見知りの警官が訪れた際に「タレント養成校である」と誤魔化した事もある。 『私立極道学園2011』では男塾は廃校、長い歴史に幕を閉じている。そして男塾のあった土地に敢闘精神の隆盛を願うべく「江田島記念格闘技館」を設立し、王大人をはじめとする男塾OBにより、江田島の魂と意志を後世に伝える武闘式法事『天下無双忌』を開催している。しかし、天下無双忌において江田島が生きていることが判明した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「男塾 (架空の学校)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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