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卍[まんじもん, まんじ]
卍(まんじ)とは、ヒンドゥー教や仏教で用いられる、吉祥の印である。現代の日本では仏教を象徴する記号としてよく知られる。同様の記号は世界各地にあり、西洋では太陽十字からも発生した。 == 概要 == ( スヴァスティカ)または ( シュリーヴァトサ)と呼ばれる。英語の swastika やフランス語の svastika もこのサンスクリット語に由来する。現在の日本語では「まんじ」は漢字「卍」の訓読みとされているが、由来は漢語「卍字」または「万字」の音読みである。 左卍と右卍()があり、現代の日本では左卍が多く用いられている。漢字ではは卍の異体字である。 かつては洋の東西を問わず幸運のシンボルとして用いられていた。日本、中国等の芸術において卍はしばしば繰り返すパターンの一部として見られる。日本では、寺院の象徴として地図記号にも使用され、家紋の図案にも取り入れられている。まれに忍者を表す場合にも使われる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「卍」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Swastika 」があります。
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