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協同乳業株式会社(きょうどうにゅうぎょう 英称:''Kyodo Milk Industry CO.,LTD.'')は、東京都中央区に本社を置く総合乳業メーカーである。 == 概要 == 社会党代議士でもあった吉田正が、終戦当時の長野県の農村の疲弊を見て、同県農民主導の乳業会社を目指して設立された(このため、現在でも長野県に生産拠点が多い)。メイトー(名糖)の由来は、その際、(吉田の友人であった実業家横井広太郎が経営する)旧・名古屋精糖株式会社から資本を受けて設立、名糖グループの1社となったことから由来している〔現在でも協同乳業は旧名糖グループ各社で構成される名糖健康保険組合に加入している。〕。しかし、1971年に名古屋精糖は会社更生法を申請して経営破綻。その後は全国農業協同組合連合会が筆頭株主となっており、正確には関連会社(協同会社)ではないが、全農系の会社となっている。 メイトー(MeITO)のブランド名で牛乳・チーズ・はっ酵乳・プリン・クリーム・アイスクリーム・清涼飲料水等の製造・販売を行っている。また、子会社において、豆腐を初めとする各種大豆製品、牛乳を原料とした健康食品素材(ケフィアなど)の製造販売も行なっている。 乳業メーカーとしては、長い期間にわたりテトラパック入りの乳製品を製造していた企業としても知られる。この当時専用機械をスウェーデンのテトラパック本社から調達していた。 現在の乳業界においては、明治・森永乳業・雪印メグミルクの大手3社に追随する、グリコ乳業・タカナシ乳業等と共に準大手・中堅に位置している。 また、創設の志や人脈的な関連から雪印乳業(現・雪印メグミルク)の支援を仰いでいた時期もあった。雪印乳業の不祥事に端を発する日本ミルクコミュニティ(現・雪印メグミルク)の創設に際し、協同乳業も合流するという報道が一部であったが実際には合流しなかった。 同じmeitoブランドを使用している名糖産業株式会社は現在では関係が薄い〔ただし、現在でも主要株主の1社である。〕 。また、かつて「グリコ協同乳業」を名乗っていたグリコ乳業とは当時から資本等の関係は一切ない。 2012年11月13日には、雪印メグミルクと資本・業務提携することで合意した〔 雪印メグミルク 2012年11月13日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「協同乳業」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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