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南ベトナム(みなみベトナム)とは、日本の降伏からベトナム社会主義共和国成立までの間(1945年9月2日~1976年7月2日)、北緯17度線以南のベトナム領域に存在したベトナム人国家の通称である。なお、1954年7月21日までは、領土を縮小されたフランス領インドシナの一角であった。 冷戦下の分断国家の一つ。反共主義を名目としていた。対して17度線以北には、共産主義を名目とするベトナム民主共和国(北ベトナム)が存在していた。 == 概要 == 北緯17度線でのベトナム分断は、第一次インドシナ戦争におけるフランスとベトミンの休戦協定として、1954年に締結されたジュネーヴ協定に基づいて実施された。 * 親仏政府・親米国家(1954年7月21日 - 1975年4月30日):ベトナム国、これに続くベトナム共和国。これらの国は、北ベトナムの共産党国家であるベトナム民主共和国に対抗し、ベトナムにおける唯一正統な国家であることを主張していた。→''詳細は本記事、下記参照。'' * 共産主義国家(1975年4月30日 - 1976年7月2日):南ベトナム共和国。この国は、南ベトナム領域のみを統治する臨時政府であることを主張し、ベトナムの再統一をベトナム民主共和国に一任していた。''詳細は「南ベトナム共和国」を参照すること。'' 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南ベトナム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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