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三咲(みさき)は、千葉県船橋市にある地名である。行政地名としては、三咲1〜9丁目、南三咲1〜4丁目、及び三咲町が存在する。当地域の2009年2月1日現在の人口は、三咲が8,379人、南三咲が6,160人、三咲町が53人、合計14,592人(船橋市調べ)。 == 地理 == 明治時代初期、貧民救済のため、下総台地の土地を入植開拓させた際、開拓した順番に数字を振り、そこに縁起の良い瑞祥地名をつけたことに由来する。開墾地の地名は順に初富、二和、三咲、豊四季、五香、六実、七栄、八街、九美上、十倉、十余一、十余二、十余三と続く。三咲は下総牧のひとつ、下野牧で、1869年11月~12月に開墾された。 1889年(明治22年)の町村制施行時には東葛飾郡八栄村(やさかえむら)の大字三咲となる。1937年(昭和12年)、八栄村は船橋市、葛飾町、法典村、塚田村と合併して船橋市となり、三咲は同市の大字となる。1940年、船橋市は市内の大字を廃して「町」に再編し、大字三咲は三咲町となった。戦後、住居表示の実施により、1981年に三咲1〜5丁目、1982年に南三咲1〜4丁目、1985年に三咲6〜9丁目が成立。1940年成立の三咲町は、ごく一部が住居表示未実施地区として残存している。 線路・道路周辺に住宅が集中する傾向がある。空き地が多く現在開発進行中である。また付近を三咲川が流れており、農業が主流である。 現在の南三咲付近は近隣の金杉6丁目にある御滝不動尊金蔵寺に因んで「御滝不動」とも称された。今でも「御滝不動」ないし「滝不動」を名乗る施設が点在している。 最寄駅は、新京成電鉄新京成線三咲駅・滝不動駅。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三咲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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