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南条梅堂 : ウィキペディア日本語版
南条梅堂[なんじょう ばいどう]
南条梅堂(なんじょう ばいどう、生没年不詳)は安土桃山時代で仏日山隆光寺二代住職。伯耆国国人南条氏の一族で俗名を「隆光」といった。
==経歴==
伯耆国河村郡の南条一族で重臣の南条信正の二男として生まれる。幼少にして天正8年(1580年)8月の長和田・長瀬川の戦いに参陣するも敗れ、難を逃れるため出家し、仏門の道に入った。一説に合戦によって精神的なショックを受けたため、出家したともされる。八橋郡公文村光徳寺八世住職・天松和尚に弟子入りした後、諸国を修行して周り、帰郷後の慶長4年(1599年)3月、当時、久米郡下神村にあった仏日寺(龍光院)を現在地の松神村へ移した。(いずれも現在の鳥取県東伯郡北栄町倉吉大岳院の宥山和尚を開山として招き、自らは二代住職となった。その際、山号を「仏日山」と改め、自らの俗名「隆光」を寺号に用いて、「仏日山隆光寺」と改めた。翌慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦いの後に西軍に属した南条氏が改易され、一族が他国へ逃れると、同一族の小鴨元清の子・元正を保護するなどしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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