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南極隕石(なんきょくいんせき)とは、南極で採集された隕石のこと。 == 概要 == かつては南極で隕石はごく僅かしか見つかっていなかったが、1969年に日本の南極地域観測隊が大量に発見したことを切っ掛けに他の国も採集を始めた。南極隕石は2010年の時点で4万8000個あり、2010年の時点で見つかっている全ての隕石のおよそ77%を占めている。 南極隕石に対し、南極以外の場所で発見された隕石を非南極隕石という〔小島p.13〕。非南極隕石と比べて、南極隕石の特長としては以下の3つの事柄が挙げられる。 #数が多いこと #雪氷上にあるため発見しやすいこと #風化や汚染がほとんど進んでいないこと これら3つの特長は、隕石研究の分野に発展をもたらした〔吉田p.9〕。南極隕石は主に山脈の麓の裸氷帯で見つかる。これは南極に落ちた隕石が氷河や氷床によって特定の場所に集積されるためである、と考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南極隕石」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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