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南泰嶺 : ウィキペディア日本語版
南泰嶺[なむてりょん]

南泰嶺 (ナムテリョン、남태령) は、大韓民国ソウル特別市冠岳区瑞草区と、京畿道果川市との間に位置するである。
李氏朝鮮時代に、正祖が、この峠は何というのかと尋ねたところ、臣下が南泰嶺だと答えたことが地名の起こりである。現存する銅雀大路の南泰嶺区間は、日本が統治していた時代に拡張された道路である。近隣に地下駅である南泰嶺駅、住宅団地である南泰嶺チョノンマウルがある。
昔の人々が漢城 (いまのソウル) から忠清道全羅道に行く際によく利用した峠であり、地形が険しいこの峠を越し、果川邑内で休んでゆくのが一般的であった。小説『春香伝』で李夢龍が暗行御史となり、南原に下ってゆく場面でその様子をうかがうことができる。
== 参考 ==

* (ko:) 果川市公式ウェブ、地名由来




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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