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高野山電気鉄道101形電車[こうやさんでんきてつどう101がたでんしゃ]
高野山電気鉄道101形電車(こうやさんでんきてつどう101がたでんしゃ)とは、高野山電気鉄道(現在の南海高野線高野下駅 - 極楽橋駅間と南海鋼索線を運行していた会社)に在籍した通勤形電車の1形式。正式にはデ101形と称した。後に南海電気鉄道所属となりモハ561形と改名している。本稿では、同系の荷物室合造車であるデニ501形を含めて述べることとする。 == 概要 == 高野山電気鉄道は1928年6月に南海鉄道(南海電気鉄道の前身)高野線に接続する高野下 - 神谷間の部分開業に伴い営業を開始し、翌年神谷 - 極楽橋間を開業、全通している。この営業開始に備えて1928年6月に日本車輌製造本店にてデ101形8両(デ101 - 108)とデニ501形2両(デニ501・502)が製作された。この路線は50‰の急勾配と急曲線が連続するため、これに対応した特殊装備を多く備えていたのが特徴である。開業当初は高野山電気鉄道線の架線電圧が直流1,500Vであったため1,500V専用車として新造されたが、1932年に南海鉄道との相互乗り入れを実施し難波駅まで乗り入れるにあたり、高野山電気鉄道線全線の架線電圧が南海と同じ直流600Vに引き下げられることとなったため、600V専用車に改造された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高野山電気鉄道101形電車」の詳細全文を読む
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