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南海電鉄グループ : ウィキペディア日本語版
南海グループ[なんかいぐるーぷ]
南海グループ(なんかいグループ)は、南海電気鉄道を中心とした企業グループである。「南海電鉄グループ」とも称される。

== グループ概要 ==
大手私鉄グループの中では、比較的再編が進んでいる。
関西大手私鉄グループの中で唯一、百貨店を運営する会社がない。その代わりに高島屋と資本・業務提携をしている。よって南海の鉄道員の制帽内には、高島屋の商標が入っている。ちなみに『南海百貨店』は、かつて大阪府高石市千代田や、愛媛県新居浜市に存在したが、前者は南海本線沿線ではあったものの資本・人的関係があったかは不明で、1967年6月14日に火事で全焼した。後者は元々地元資本で、ダイエーグループ入りの後、さらにダイエー直営(ダイエー新居浜店→イオン新居浜店)となったもので、資本・人材とも一切関連がなかった。
また、同じく南海の名を冠する企業で、愛媛県内を放送エリアとする南海放送、同電鉄と同じ大阪市内をサービスエリアとする南海部品オートバイ関連商品取り扱いのチェーン店)、トヨタディーラーであるトヨタ久保グループ南海(トヨタカローラ南海、ネッツトヨタ南海の親会社)、大阪市に本社を置く南海化学も、当グループには属さず資本・人材とも一切関連がない。
ホテル南海はこれまでなんばにあったが、現在は閉館している(なんばが2006年12月31日、堺が2005年5月15日限り)。また、南海サウスタワーホテル大阪もあったが、2003年スイスホテル南海大阪ラッフルズ・インターナショナルに売却、建物のみ継続保有)に改称され、ホリディ・イン南海大阪はホテルリーヴァ南海と改称したが、ホテルリーヴァ心斎橋(オリックスグループに売却、のちに「クロスホテル心斎橋」に再改称)に改称されている。このため、関西大手私鉄グループの中で唯一、都市型ホテル事業から撤退したと言える(非都市型の南紀勝浦温泉「ホテル中の島」は営業を継続している)。
かつては沿線でタクシー事業(南海タクシー、佐野南海交通、和歌山南海交通ほか)を運営していたが、2001年3月に第一交通産業(福岡県)に資本を譲渡し、運営から撤退した。また、観光バス事業(南海観光バス、和歌山南海観光バス)も2003年1月にクリスタル観光バスに譲渡している(ただし、南海グループ内には沿線および周辺での路線バス事業を営む会社があり、それら企業の一部門として観光バス事業自体は行われている)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「南海グループ」の詳細全文を読む



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