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南海バス株式会社(なんかいバス)は、南海電気鉄道自動車部より2001年10月に南海電気鉄道の100%子会社として分離し、発足したバス会社。 == 概要 == 営業エリアは大阪府南部で路線バス、特定輸送事業を担う。路線バスは主に南海電鉄、阪堺電気軌道、泉北高速鉄道、JR阪和線、近鉄南大阪線の沿線を走り、一部路線では深夜バスも運行している〔ちなみに他社の深夜バスの設定は基本的に23:00以降に始発停留所を発車する便の場合が多いが、南海バスでは23:31以降となっている。〕。かつては近鉄長野線富田林駅や喜志駅にも乗り入れていた。なお、南海沿線でも大阪市の大部分は大阪市バス、貝塚市は水鉄バス、北野田駅東部の一部区間は近鉄バスのエリアである。岬町の路線は中日臨海バス(現在は大新東)に譲渡し撤退している。 南海各線沿線及び泉北高速鉄道沿線より高速バス、関西国際空港への空港リムジンバスを運行。また、大阪駅・難波駅より南海高野線沿線及び泉北高速鉄道沿線、中百舌鳥駅から泉北高速鉄道沿線への深夜急行バスも運行。 2008年4月より、深夜バス「関西空港 - 泉佐野駅・日根野線」の運行を開始(上記の深夜バスとは異なる)。 子会社として南海ウイングバス金岡、南海ウイングバス南部がある。これ以外での南海グループのバス会社(和歌山・徳島県内の会社)は南海電鉄の子会社であり、南海バスとは兄弟会社の関係である。 観光バス部門は別途分社化(南海観光バス)していたが、2003年にクリスタル(現ラディアホールディングス・プレミア)に和歌山南海観光バスと共に売却され、クリスタル観光バスの大阪営業所となった。それも更に2007年には大阪バス(旧大阪西鉄観光バス)に買収され、近畿観光バスの大阪営業所になっている。尚、現在もNANKAIのロゴを付けて運行している観光バスが見られるが、それは御坊南海バスの所属車である。 また2007年4月より、大阪市交通局井高野営業所の管理受託をしている。 一般バス路線においては、自社専用の「なんかいバスカード」と、スルッとKANSAI対応カードが利用できる。 また、PiTaPaは2013年度から2015年度の3年間で導入を進めた。〔阪堺線の取組みについて - 堺市〕、2014年4月1日より堺、東山両営業所〔東山営業所内の、南海ウイングバス金岡でも利用可能〕で導入を開始、同時に導入する阪堺電気軌道との間でICカード利用による乗継ぎ割引を実施しており、交通系ICカード全国相互利用サービスにも対応している〔平成26年4月1日よりICカードがご利用頂けます(堺・東山) 南海バス 2014年3月10日〕。順次導入エリアを拡大し、子会社の南海ウイングバス金岡、南海ウイングバス南部を含めて対応している。 * 営業キロ程: 2,786.0km * 車両数: 535両 * 従業員数: 600名 * 本社所在地: 大阪府堺市堺区竜神橋町1-2-11 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南海バス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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