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南無妙法蓮華経[なむみょうほうれんげきょう] 南無妙法蓮華経は「なむみょうほうれんげきょう」と読む。仏教で用いられる言葉である。「南無」はnamo(サンスクリット語)の漢語への音写語で「わたくしは帰依します」と意味し、「妙法蓮華経」の五字はサンスクリット語の「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ (saddharmapuNDariika-suutra、सद्धर्मपुण्डरीक सूत्र) 」を鳩摩羅什〔鳩摩羅什は、「羅什(らじゅう)」または単に「什(じゅう)」と略称されることがある。〕が翻訳した版の法華経の正式な題名(題目)である。「南無妙法蓮華経」の七字で「法華経の教えに帰依をする」という意味である。これらの文字を五字七字の題目とも呼ぶ。 == 日蓮宗と天台宗 == 広義の法華宗の宗祖日蓮が正行として据えたが、日蓮以前の天台大師(智顗)を祖とする天台宗・天台寺門宗などでも教義の中心ではないものの、この五字七字の題目は修行僧が唱えていたとされる。即ち「朝題目に、夕念仏」と言われたものである。末法の時代に生誕した日蓮は、念仏は無間地獄の業と断じ、立宗と共に題目のみを正行とする。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南無妙法蓮華経」の詳細全文を読む
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