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南砺市立福光美術館(なんとしりつふくみつびじゅつかん、''Nanto Fukumitsu Art Museum'')は、1994年(平成6年)10月、富山県南砺市(旧 福光町)の法林寺に開館した公立美術館。 == 概要 == 福光町(現 南砺市)出身の日本画家・石崎光瑤の遺族から450点余りの作品が同町に寄贈されたことにより、福光町郊外に建設された美術館である。 石崎、世界的な版画家の棟方志功、陶芸家の松村秀太郎といった福光町ゆかりの芸術家による作品を中心に収蔵・展示している。棟方は第二次世界大戦末期に福光町へ疎開し、6年8か月間の居住期間中に多くの作品を残した。 2014年(平成26年)6月には展示室や収蔵庫が手狭になったため増築に着手し、2015年(平成27年)6月に増築工事が竣工、同年9月5日に新常設展示室としてオープンした〔「新常設展示室オープン 福光美術館」北日本新聞webun 2015年9月5日掲載を閲覧〕。新常設展示室は355m²でこれまでの展示室の約1.81倍あり、棟方志功と石崎光瑤の専用展示室として使用する。これにより複数の大作をそれぞれ同時に展示できるようになった。またこれまでの展示室はコレクション室として、松村秀太郎、南砺市ゆかりの作家などの展示室として使用する〔「志功・光瑤の展示充実 福光美術館、5日新装オープン」北日本新聞webun 2015年8月31日掲載を閲覧〕。 また分館として福光町市街地に「棟方志功記念館 愛染苑(あいぜんえん)」と、棟方志功が居住した家屋「旧棟方志功住居 鯉雨画斎(りうがさい)」、また愛染苑に隣接して、民藝館「青花堂(しょうげどう)」がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南砺市立福光美術館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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