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南硫黄島[みなみいおうとう]
南硫黄島(みなみいおうとう)は、東京都小笠原村に属する無人島である。 == 地理 == 面積3.54km²、周囲約7.5km。東京の南約1,300km、硫黄島の南約60km、グアム島の北約1,320km、火山列島(硫黄列島)の最南端に位置する。北西側に三星岩と呼ばれる岩礁がある。海食崖に囲まれたピラミッド状の火山島。最高標高は916mで伊豆諸島・小笠原諸島の中では最高峰〔日本国内では、南硫黄島の最高点より南に、それより高い地点はない。〕。頂上付近は雲霧帯で、霧がかかる事が多い。島は海食と崩壊による高さ100-200mの海食崖に囲まれ、砂浜はほとんどないため接岸上陸は困難である。周辺海域ではしばしば海底噴火がある(下記)。 本島がもたらす日本の排他的経済水域 (EEZ)は、 北マリアナ諸島のパハロス島(南東に約290海里=540km)によるアメリカのEEZと接しており、「国境の島」と呼ばれることもある。1972年(昭和47年)に小笠原国立公園の一部として指定されたが、1975年(昭和50年)に南硫黄島全体が南硫黄島原生自然環境保全地域(唯一の立入が制限された自然環境保全地域)の指定を受けたことにより国立公園区域から除外された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南硫黄島」の詳細全文を読む
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