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南蛮寺[なんばんじ]
南蛮寺(なんばんじ、なんばんでら)は、戦国時代~江戸時代初期まで、すなわちキリスト教伝来(1549年)から徳川幕府によるキリスト教禁教までの期間、日本に建てられた南蛮風の教会堂の通称。 狭義には、1576年(天正4年)イエズス会によって京都に建てられた教会堂、いわゆる「都の南蛮寺」〔【よろパラ ~文学歴史の10~ 日本史用語の基礎知識『南蛮寺』】 〕(後述)をさす。 == 概要 == 日本における本格的な教会堂は、1551年(天文20年)、山口の大道寺が最初である。その後、豊後のデウス堂、平戸の天門寺、有馬の正覚寺、長崎、京都、堺、安土、大坂、金沢、駿府、江戸等の各地に教会が建設され、それらは当時の日本人によって「南蛮寺」「南蛮堂」、また(デウスから)「だいうす寺」「だいうす堂」などと呼ばれた。 江戸時代に入り、幕府の禁教政策が厳しくなるとともに、公然と教会堂すなわち南蛮寺が建てられることもなくなり、既存の教会堂も破壊された。日本においてキリスト教の教会堂が再び公然と建てられるのは幕末以降である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南蛮寺」の詳細全文を読む
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