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南詔[なんしょう]
南詔(なんしょう)は、8世紀半ば、中国西南部、雲南地方の海地区に勃興したチベット・ビルマ語族の王国。最盛期には四川や東南アジアにまで勢力を拡大した。 == 歴史 ==
=== 前史 === 雲南の地は古くから中国とインドを結ぶ西南シルクロードが通る重要な交通路であり、中国王朝の勢力は時に雲南を抑えることもあったが、必ずしも浸透していなかった。8世紀半ば、吐蕃の勢力がこの地方に南下して来ると、交易ルートの確保を巡って唐と吐蕃の確執が起こった。 当時、雲南の海地区(現代の雲南省大理)にはと呼ばれる政治権力があった。詔(チャオ)は王を意味するタイ語「チャオ」〔このタイ族はの末裔である。なお「チャオ」という言葉自体には、中国語の「主」の借用語であるとする説もある〕に関連すると考えられるが、彼らは族〔烏蕃族は、イ族()の先祖と考えられている。〕と呼ばれるチベット・ビルマ語族であった。六詔の最南部に位置する蒙舎詔は初代・が7世紀半ばに唐に朝貢したことが記録されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南詔」の詳細全文を読む
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