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南蹄目[なんていもく]
南蹄目(なんていもく、Notoungulates)は、有蹄類の一種を占める動物群である。南蹄類とも呼ばれる。 == 概要 == トクソドン亜目、ティポテリウム亜目、南祖亜目から構成される。南米で最も繁栄したが、既に絶滅した。 歯冠の高い臼歯を持ち、植物食に適応していた。また、犬歯の縮小などで歯が一続きのような形態をとっていたことも特徴である。初期では一見ウサギのようなノトスティロプス、中期では大型のネソドン、後期ではメソテリウムなどの小型~中型種が存在した。南蹄目は南米大陸が島大陸であった時期に多様な種を生み出し植物食の哺乳類として大繁栄したが、南米が北米大陸と繋がったことで北米の植物食哺乳類との競争に晒されることになった。これが主因となって衰退し、結果的に全て絶滅してしまった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南蹄目」の詳細全文を読む
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