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南部利正[なんぶ としまさ]
南部 利正(なんぶ としまさ)は、陸奥盛岡藩の第9代藩主。第7藩主・南部利視の六男。 == 経歴 == 宝暦2年(1752年)3月9日生まれともされる。 はじめ、分家である家格旗本寄合席の南部信起(彦九郎、第6代藩主・南部利幹の子)の婿養子となる。明和7年(1770年)4月4日、将軍・徳川家治に御目見する。安永2年(1773年)8月22日、旗本家の家督を相続する。安永3年(1774年)12月16日、本家である盛岡藩主・南部利雄の養子となる。それにともなって、旗本南部家(3,000石)は廃家となる。利雄との養子縁組は、利雄の実子・利謹の廃嫡にともなうものであった。 同年12月22日、将軍・徳川家治に御目見する。同年12月28日、従五位下修理大夫に叙任する。後に大膳大夫に改める。安永9年(1780年)2月7日、養父・利雄の死去により家督を相続する。天明元年(1781年)4月22日、在国の許可を得る。天明4年(1784年)5月5日、死去、34歳。家督は2歳の慶次郎(後の利敬)が相続した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南部利正」の詳細全文を読む
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