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南部石[なんぶせき]
南部石(なんぶせき、 Nambulite)は、1972年に発表された新鉱物で、旧地質調査所の鉱物学者吉井守正などにより、岩手県の舟小沢鉱山で発見された〔Yoshii, M. et al. (1972): Nambulite, a new lithium- and sodium-bearing manganese silicate from the Funakozawa mine, northeastern Japan. Mineral. Jour., 7, 29-44.〕。化学組成は(Li,Na)Mn4Si5O14(OH)で、三斜晶系。東北大学の鉱物学者であった南部松夫の業績をたたえて命名された。なおその後、アルカリ金属のサイトが、ナトリウムの卓越する組成の種も発見されており、ソーダ南部石(Natronambulite)と呼ばれる。 == 脚注 ==
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抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南部石」の詳細全文を読む
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