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御霊神社(ごりょうじんじゃ)は、奈良県奈良市薬師堂町にある神社。旧社格は村社。南都御霊神社・木比御霊〔『奈良坊目拙解』より〕とも呼ばれる。 元興寺五重塔跡の南西に鎮座し、井上皇后・他戸親王等八所大神を祀っている。西紀寺町の崇道天皇社とともに南都二大御霊社とされる。 == 歴史 == 現五條市の宇智郡霊安寺から延暦十九年(800年)に勧請され、御霊会が行われていた。かつては元興寺南大門前にあり、その門前は井上町と呼ばれる。 元興寺古図には南大門脇に神輿舎が描かれている。 『大乗院寺社雑事記』では元興寺御霊社と記され、文明十五年(1483年)九月十三日の条には、『今日元興寺御霊祭也、頭人高畠郷ニ在之云々、此社ハ御霊八所之内、藤原之左上臣時平公云々』とみえる。 『南都名所集には吉備真備以下の八所御霊を祀ると記され、「八重桜」にも元興寺鎮守として吉備大臣を祀ったとある。 治安二年(1022年)の吉備御霊祠奉加帳〔『奈良坊目拙解』所収〕には、
と記されている。 宝徳三年(1451年)十月二十日の、元興寺金堂等の火災のため本社も消失し、現在の地に遷宮されたと伝わる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御霊神社 (奈良市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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