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南鳥島ロランC局[みなみとりしまろらん]
南鳥島ロランC局(みなみとりしまロランCきょく)は東京都小笠原村の南鳥島にあったLORANの施設である。 == 概要 == 高さ411.48mの初代マストは、返還前の1963年(昭和38年)にアメリカ合衆国のアメリカ沿岸警備隊によって建設された。発破解体撤去工事は1986年(昭和61年)4月10日に行われ〔http://www.kacoh.co.jp/Back_Log/Marcus/Marcus_old_explosion.html〕、跡には記念碑が残った〔http://www.kacoh.co.jp/Back_Log/page_folder/decklog_photo_10.html〕。 高さ213.4mとなった2代目は1985年(昭和60年)に建設され、1993年(平成5年)に海上保安庁の管理となるが、腐食が激しくなったために2000年(平成12年)9月20日に発破解体工事を実施〔http://www.kacoh.co.jp/Back_Log/Marcus/Marcus_new_explosion.html〕して3代目に建て替えられる。 しかし、GPSの普及に伴い2009年(平成21年)5月に廃止が決定。同年12月1日9時をもって廃止された〔北西太平洋ロランCチェーンの縮小(南鳥島局の廃止)について (海上保安庁)〕〔南鳥島の船舶無線局が閉鎖 海保職員も撤退へ (2009年(平成21年)12月1日 47NEWS)〕〔http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20091027/ 南鳥島:日本最東端の島 船舶用無線測位システム「ロランC」12月で停止〕。2010年(平成22年)1月24日に発破解体工事〔http://mahakala.seesaa.net/article/139808052.html〕を実施する。 完成時の1963年(昭和38年)には東京タワー(332.6m)を抜く高さを誇ったが、この時点では日本の実効支配がおよんでいない土地であったため、名実ともに「日本一高い構造物」になったのは1968年(昭和43年)6月26日に南鳥島が日本に返還された時より、1975年(昭和50年)に対馬にオメガタワーが完成するまでとなる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南鳥島ロランC局」の詳細全文を読む
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