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単層円柱上皮[たんそうえんちゅうじょうひ]
単層円柱上皮(たんそうえんちゅうじょうひ、''simple columnar epithelium'')とは、胃や腸などの粘膜上皮〔藤田他 総論 p.98〕に見られる被蓋上皮。 == 概説 == 胃や腸の粘膜上皮などに見られる上皮で、伸展させた場合の面積は各種上皮の中で最大である〔太田他 (2000) p.20〕。横断面で見ると円柱のように見えるため円柱上皮と言うが、実際は六角形に並び、となりの細胞と密接している〔太田他 (1997) p.27~p.28〕。 子宮・卵管・細気管支などの上皮に見られる、線毛を持つ単層円柱上皮は単層円柱線毛上皮と呼ばれる〔。 被蓋上皮であるとともに、小腸などは水や栄養を吸収する吸収上皮の機能を持ち〔藤田他 総論 p.101〕、また、小腸や卵管〔藤田他 各論 p.282〕などのように、分泌細胞を持つ腺上皮の機能を持つものもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「単層円柱上皮」の詳細全文を読む
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