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単振り子 : ウィキペディア日本語版
振り子[ふりこ]

振り子(ふりこ、)とは、空間固定点(支点)から吊るされ、重力の作用により、揺れを繰り返す物体である〔。支点での摩擦空気抵抗の無い理想の環境では永久に揺れ続ける。時計や地震計などに用いられる。
振り子についての最初の研究記録は10世紀頃のアラビア人の天文学者イブン・ユーヌスによる。さらに 17世紀、ガリレオにはじまる物理学者らよる観測の結果、等時性が発見され時計に使用されるようになった。
同じように等時性を示す装置として、ばね振り子ねじれ振り子などがある。
==基本原理==
振り子は、重りが左右いずれかの位置にあるとき位置エネルギーを持つ。重力により下に引かれると加速し運動エネルギーとなり一番下で最高速になる。反対側に揺れるとき減速しながら再度位置エネルギーとして蓄積され一旦停止する。以後これを繰り返す。
揺れの幅が小さい場合、振り子の揺れの周期は重さや振幅に関係なく一定である。周期は「等価振り子の長さ」(これは支点から重心までの距離とは必ずしも一致しない)にのみ影響される。これを振り子の等時性〔という。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「振り子」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pendulum 」があります。



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