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単衣(ひとえ) 単とも書く。 # 裏地のない和服のこと。6月から9月までの間にしか着られないという慣例だが、ウールや綿、紬の着物はこの限りではない。 対語:袷(あわせ)なお、麻製の単を特に帷子(かたびら)と称する。平安時代においては男子の汗取りの帷子、室町時代や江戸時代には男女の小袖形式の麻のひとえの帷子がある。 # 平安装束で着用する裏地のない着物。小袖、袴を着用した上に羽織る。本来は肌着であったが、院政末期に肌小袖が発明され中着となった。男女で形状に少し差異があり、女性用は男性より丈が長い。女性の衣装の中ではもっとも大きく作られている。神職装束では省かれることが多い。 以下は主に2について説明する == 形状 == 身二幅、広袖一幅、垂領、単の衣服で、解れないように端は「糸捻(いとひねり)」と呼んで糸でかがるか、「糊捻(のりひねり)」と呼んで糊をつけて丸めてある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「単衣」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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