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単記非移譲式投票[たんきひいじょうしきとうひょう]
単記非移譲式投票 (たんきひいじょうしきとうひょう、single non-transferable vote、SNTV) は、大選挙区制で用いられる投票制度の1つである。この投票制度では、1つの選挙区に複数の候補者が複数の当選枠を争い、各々の有権者は1人の候補者にだけ票を投じ、得票数の上位から当選者が決まる(たとえば4議席の選挙区であれば得票数で上位4人の候補者が議席を勝ち取る)。ただし、1人の候補者が当落線よりも多く得票したとしても、超過分の得票を他の候補者に移譲することはできない。 == 仕組みと特徴 ==
=== 例 ===
単記非移譲式投票の大選挙区制選挙で、5人の候補者(a1、a2、b1、b2、c1)が3議席を争い、a1、b1、b2が当選したとする。
これを政党ごとに集計する。
A党はB党より多くの票を獲得したが、候補者間で非効率な票の偏りが起きたため獲得議席数が少なくなった。仮にA党やB党が3議席を独占しようとして3人の候補者を擁立し、さらに得票が偏在した場合は、C党の議席獲得のチャンスが高くなる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「単記非移譲式投票」の詳細全文を読む
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