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卜部平麻呂[うらべ の ひらまろ] 卜部 平麻呂(うらべ の ひらまろ、大同2年(807年) - 元慶5年12月5日(881年12月29日))は、平安時代前期の貴族。名は日良麿とも記される〔 『諸家知譜拙記』〕。姓は宿禰。卜部氏(伊豆卜部氏)の祖。子に豊宗がいる〔〔『尊卑分脈』〕〔「卜部氏系図」(『続群書類従』巻第179所収)〕。官位は従五位下・丹波介。 == 出自 ==
平麻呂は伊豆国の出身とされるが、その出自は明らかではない。大中臣清麻呂の孫にあたる智治麻呂の子とする系図もあるが〔〔〔「卜部氏系図」(『続群書類従』巻第179所収)では「治麻呂」の子とする。〕、宿禰姓の平麻呂が朝臣姓の大中臣氏の後裔であることは考えにくいことから、後世の仮冒とされる〔太田亮『新編 姓氏家系辞書』秋田書店、1974年〕。ほかに、中臣氏族とし、卜部嶋足〔鈴木真年『百家系図稿』巻6,卜部(原文による。ただし、鈴木真年により嶋足から宮守に修正されている)〕あるいは卜部宮守〔鈴木真年『史略名称訓義』後柏原天皇の項,卜部兼倶〕の子とする系図もある。
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