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占野王[うらのおう] 占野王(うらのおう、生年不詳 - 承和5年8月10日(838年9月2日))は、平安時代前期の皇族。官位は従四位下・大舎人頭。 == 経歴 == 淳和天皇が即位した弘仁14年(823年)に正六位上から従五位下に叙爵〔『日本後紀』弘仁14年11月20日条〕。天長4年(827年)従五位上〔『日本後紀』天長4年正月21日条〕、天長10年(833年)従四位下と淳和朝で順調に昇進した〔『日本後紀』天長10年正月7日条〕。またこの間、紀伊守在任中であった天長3年(826年)には、慶雲が紀伊国海部郡賀多村の伴島の上に出現した旨を上奏している〔『日本後紀』天長3年12月27日条〕。 承和5年(838年)8月に卒去。最終官位は大舎人頭従四位下〔『続日本後紀』承和5年8月10日条〕。
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