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新正統主義[しんせいとうしゅぎ]
新正統主義(しんせいとうしゅぎ、)は、16世紀の宗教改革の強調点を新しく捉え直そうとする20世紀の神学の流れに対して、アングロ・アメリカの神学界が与えた名称。内在主義と楽観主義が強い19世紀の自由主義神学に対抗して、神の超越性、人間の罪性、神の恵みのみによる救いなどを、従来の宗教改革的な正統主義ではなく、啓蒙主義以降の近代的視点から捉えなおそうとした。弁証法神学とも呼ばれる。 == 新正統主義の広がり == 20世紀のスイスのカール・バルト、エミール・ブルンナー、ゴーガルデン、トゥルンアイゼンなどを中心としてヨーロッパで始まり、スウェーデンのグスターフ・アウレン、スカンジナビアのアンダース・ニーグレン、イギリスのドッド、リチャードスン、ベイリ、ホフキンズ、アメリカのラインホルド・ニーバーなどに国際的に広がっていった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新正統主義」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Neo-orthodoxy 」があります。
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