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卵円孔(らんえんこう)とは、胎児期の心臓にある右心房と左心房をつなぐ孔のこと。出生後は卵円窩として痕跡を残す。 == 発生 == 胎生4週に共通心房に中隔が生じる〔ラングマン人体発生学第10版 ISBN 978-4-89592-650-8〕。まず一次中隔が上壁から伸びていくが、一次中隔による閉鎖が完了する前に、上部が細胞死をおこし、二次孔という穴が残る。その後、一次中隔の右横から二次中隔が発生する。二次孔は二次中隔により塞がれるが、二次中隔にも穴が残り、これが卵円孔となる。卵円孔の左側には一次中隔があり、これは卵円孔弁となる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「卵円孔」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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