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卵焼き[たまごやき]
卵焼き、玉子焼き(たまごやき)は、溶いた鶏卵を調理器具で焼きながら巻いて筒状にした日本料理(和食)。弁当の定番の惣菜であり、家庭料理の一つで日本独特の調理法である。「厚焼き卵」とも呼ばれる。 == 概要 ==
鶏卵を軽く混ぜ、玉子焼き器などを利用して巻きながら作る料理である。四角い卵焼き用鍋の出現は江戸時代中期と見られる〔山中共古は「続砂払」(1914)で、天明3年(1783年)刊行の洒落本『愚人贅漢居続借金(ぐにんおとこいつつかりがね)』における「まことに玉子の四角と女郎の誠はなひといふが、近頃は玉子もやきなべにかゝって四角になるが、女郎の誠はまだ出来ねへ」との一節を引いて、「玉子焼鍋の四角なるもの、此時代頃よりと見えたり」と考証している。〕。江戸時代から寿司ダネとしても扱われ、アナゴやキノコ類を入れたものなども築地市場の業者などから日本全国に向けて販売されている。外観はだし巻き卵と類似しているが別の料理であり、砂糖を多用した甘いもの、軽い塩味のものなどが一般的である。 味付けには醤油、ソース、出汁、砂糖やみりんの他、めんつゆなどが用いられる。応用料理にはほうれん草やニンジン、明太子や桜海老、しらす干しを入れたもの、ウナギを入れて巻く「う巻き」など多様なものがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「卵焼き」の詳細全文を読む
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